深セン観察会行ってきました2018

前回自己紹介を書いたのは第8回ニコ技深セン観察会に行くためだったのですが、無事行って帰ってきたので総論の感想を書いておきます。個々の場所での感想は会社のブログに書きます。

4年前の2014年12月にも深セン観察会に参加したのですが、2014年の深圳と言えばWeChatPayもAliPayもないですし(WeChatはありました)、シェア自転車などのシェアなにがしの類もありませんでした。ただ歩道を電動バイクが音もなく走ってくるのはこの頃も一緒でした。

深圳そのものの感想

今回華強北のど真ん中(Shenzhen Huaqiang Plaza Hotel)に宿泊したこともあり、都会感を満喫しました。とはいえ数分歩けば安い食堂もたくさんあり、とても便利なところでした。集合場所であるスターバックスの真上なのも便利です。でもスターバックスには一度も入らなかったなぁ(なぜなら高いから)。

華強北のメインの大通りはドローンは飛んでるわ、ホバーボード(スマートバランスホイール)で走ってる人はいるわで未来都市感があります。あとWeChatPayで支払いが済ませられるので小銭が全然発生しないのが大変気持ちいいです。海外で小銭をもらっちゃうと処理がすごく面倒で、レジでまごまごする原因になるので小銭をもらわないのはすごく快適でした。

WeChatPayと言えばお土産を買うために近くのウォルマートに行って買い物をしたんですが、この支払いの時に無人レジを使ったらハマりました。会計の際にこちらの会計用バーコードをレジ端末に読ませるのですが、この際にバーコードスキャナがどれかよくわからず、レジ端末に付いていたバーコードスキャナ(日本でもよく見るトリガを引くタイプのもの)で読ませたらエラーになってしまったのでした。係の人が(すごくめんどくさそうに)リセットして、結局有人レジで会計したのですが、その際に会計用バーコードのスキャナはレジ端末の横にあった液晶付きの端末にカメラが付いていて、それにかざすのが正解だったということがわかりました。日本で言うとレジにあるクレカ用の端末にカメラ(バーコードスキャナ)が付いているイメージです。次はうまいことやりたいです。

日本で深圳というといわゆる「ものづくり」の現場的な印象が強くあるのではないかと思うのですが、それだけではないですよ、というのはみなさんに広めていきたいです。(といってもここを読んでいる人はみんな知ってるかもしれません。)

ニコ技深圳観察会の感想

ニコ技深圳観察会の面白さは、個人ではほぼ行けないところや他の視察/見学ツアーでは行けないところに行けるというのはもちろんあるのですが、それ以上に参加者が何らかのプロフェッショナルでかつ新しいものを面白がれる人であることにあると思っていて、今回さらにその思いを強くしました。

今回はVRの専門家の方やソフトウェアエンジニアの方がいたので企業訪問でいろいろと質問が出たので、その部分が大変参考になりました。自分の英語/中国語能力が貧弱ということもあるのですが、それ以上に自分では気づかなかったろう質問が出て、それに対する回答が聞けるのは観察会ならではだと思います。

深圳そのものも大変おもしろいところで単に訪問するだけでも興味深いのですが、それだけでなくもっと深く知りたいという人はぜひ参加するといいと思います。

終わっての感想

今回印象深かったのは2ヶ所、Kandaoの360°カメラとSwie.ioの実装工場でした(後者は観察会ではなく仕事で話を聞きに行ったのですが)。詳細は省きますが、iPhoneがコンパクトデジカメを駆逐したのと同じ事がさまざまな場所で起こりつつあるなと感じたのです。

iPhoneがコンパクトデジカメを駆逐したのは簡単にきれいな写真が撮れるからですが、それを支えたのは膨大な計算能力をスマートフォンのサイズ、価格に詰め込めたからでしょう。それは年間で一億台以上販売するハードウェアだからできたことです。国内メーカーのデジタルカメラ全体で年間2,500万台(2017年CIPA統計による)なので、それぞれの機種で見ると数桁違うでしょう。台数が数桁違うと部品価格も桁が違ってくるので、販売価格を考えると高性能なプロセッサを搭載したくてもできないのではないかと思います。

しかしいわゆる組み込みプロセッサもどんどん性能が上がってきています。今までは価格と消費電力を考えてギリギリのプロセッサを採用していた場所でも、もっとリッチな計算能力を使ってソフトウェア開発的なアプローチができる場面が製造業にも入ってきて、ソフトウェア開発を得意としている人達が製造業に入ってくるのでは、という事です。

そうなった時に我々は何ができるのか、何が提供できるのかを考える必要があるなと感じました。

そういえばSeeedの実装工場のAMCはAgile Manufacturing Centerでした。Agileはソフトウェア開発の概念ですね。

最後に

他にも参加者のみなさんが感想を書いていて、読んでいるといろいろと思い出されて参考になります。第8回ニコ技深セン観察会 参加者名簿:感想まとめ をぜひどうぞ。

 

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